占い師:誠象のブログ 四柱推命・易・占星術

四柱推命・易・占星術・六壬神課・ホラリー占星術など占い全般について気づいた事をつづっていきます。

カテゴリ: 易・ト占

人気お笑いコンビ・千鳥のノブさん(42)が、病気治療のため、入院したことが発表されました。病名は椎骨動脈解離で、酷い場合には脳梗塞あるいはくも膜下出血を起こして命にも係わるそうですが、今回は発見がはやく大事には至らないようで良かったです。
ノブさんの生年月日は、1979年12月30日。
日月年  大運8年運 
辛丙己  丙乙甲癸壬辛庚
未子未  子亥戌酉申未午

子水が火土行に囲まれて孤立無援です。地支「子」は血液血管等の循環器系の象意ですので、やはり問題はここに在りです。特に48歳から良くない「辛未」の大運に入るので、あまり多忙にならず健康に注意された方が良いです。

仕事のことでの相談で一番多いのは、
人間関係の悩みではないでしょうか。

どうしてもそりが合わないという
同僚がいたら、なんとかして離れたいと
思うのも人情でしょうか。



ある会社で働く女性からの相談で、
つい最近異動してきた同じ職場の男性との
相性が悪いとのこと。

色々と聞けば、トラブル起こして
異動した問題児のようです。

この人はこのまま居座るのでしょうか?との鑑定で、
火水未済の2爻。
この卦を得た瞬間に、これはもう辞めていくか、
辞めさせられるかどちらかでしょうと返答。
1か月後、その男性は自分から辞めて行ったと
連絡がありました。


雑卦伝で火水未済は「男の窮り」とあります。
男を占って、男の終わりというのは、もう
先がないということです。
これでは会社に居続けることは無理です。

これは判断しやすい卦の一つでした。



古い易の書籍を読んでいると、
色々と気が付くことが多くあります。

たとえば、
易には「君子の易」と「小人の易」の
二つあり、一般に私たちが占っているのは、
この「小人の易」のことであると、
記されています。

「君子の易」とは、
聖人君子が占う易であり、その意味は、
易経本義にある、
「天地とその徳を合わせ日月とその
明を合わせ、四時(季節のこと)、
鬼神とその吉凶を合わせて、最後に
易を知ること」
この通りにできる人を
「聖人君子である」というのです。

そのようにはなかなかできないので、
少しでもそうなりたいと思って
学ぶのが易であるということ、
と書かれております。


なるほど、高松流の易には、
君子の爻、小人の爻があり、
易占においてとても重要視
しております。
その解釈のしたかたは、
さらに研究していく必要は
あるのですが。



その他、
「爻辞はもちろん大事であるが、
それ以上に大事なのは
象である」とも
書かれております。

さらに、
「爻辞は象の一端を指すのみ」
このような一文があります。

つまり辞だけでは、象の全部を
解釈することはできない、
よって易占は爻辞以上に象の把握に
力を注ぐ事が必要である。…と、


易のあまりの奥深さに、
めまい(笑)を覚えますが、
研究に時間を費やすだけの価値は
充分にあると思います。











四柱推命の命式を立てる。
命式とは、生まれた年月日時の4つを
もって作成することです。

ネット上では、生年月日時を入れるだけで、
簡単に命式を作成する自動計算ソフトがあります。
大運※の計算も簡単にしてくれます。
(※人生上の運の切り替わり目)


四柱推命の学び始めのころは、
万年暦を見ながらの面倒な作成より、
こっちの方が楽でいいじゃん↑ってことに
なりがちです。
でも、この暦を読むことがいかに大切なことか、
これを忘れてはいけません。

暦で命式を立てる以上、推命の根本は暦だからです。
万年暦を見ながら、命式を数多く立てていくうちに、
暦の流れなど、一定の法則に気が付くことが
自分なりにあるはずです。
それは大変推命に役立ちます。


私の教室では、必ず万年暦から手書き
で作成してもらいます。
たとえ面倒でも、スマホアプリに頼らず
万年暦を常に手元において、地道なやり方
を選んでください、いずれ大きな差が出ててきますよ。





しばらく前にアマゾンプライムの会員に
なったのですが、
映画が見放題なので、時間がないといいつつ、
合間に、ついつい見てしまっています

最近は、天才数学者の生涯を題材にした
映画を観ました。
その中に、その天才数学者が囲碁を
打つシーンがあるのですが、勝負には簡単に
負けてしまい、その時つぶやいた言葉に、
勝てるように打ったはずなのに!
とふてくされてしまうといのがありました。

理論では誰にも負けない自信があったのでしょう。

私は、講座で推命は囲碁将棋に例えることが、
よくあるのですが、囲碁や将棋はルールを覚えて、
色々な定石を学んで力をつけて行きます。
ただ定石通りに駒や石を打てば勝てるという
ものではありません。レベルが上がるほど
そうなります。

推命も方程式のある数学や物理とは異なり、
命盤に答えが書いてあるわけでは
ありません。同じ生年月日でも、その場で
対峙(鑑定)した相手によって、看る角度は
異なってくるのは当然です。

推命も基本や定石を押さえた上で、
神機を捉え活断することが大切です。

それには実践経験もさることながら、
コツコツ継続する忍耐が
最も大切ではないでしょうか。






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