失せ物占というのが、占いにはあります。

失くしたものが、出て来るのかどうか?
どこにあるのか?

この失せ物探しをするには、卜占で対応することになります。

卜占には易やタロット、六壬神課、奇門遁甲、ホラリー占星術などがありますが、

失せ物占に限定すれば、この中で私にとって一番使いやすいのが六壬神課になります。

六壬神課には、類神という星があり、様々な細かい象意が当てられております。

例えば、携帯電話を失くしたのあであれば、朱雀という類神が割り当てられていて、
その類神が課伝(六壬神課で重要な配置図のこと)に出ているか?失くした人と物との
吉凶が容易に分かり、見つかるか否かの判断がつきやすいためです。

見つかると判断できたのなら、どこにあるのか?ですが、

六壬神課では場所を示す類神もあり、その類神から推測することになります。


類神が亥であれば、物が隠れて見えないところの意から物置、下駄箱、押入れとし、
亥の水の意味から水回り近辺、足下という意味から縁の下、駅場の意味から駅とします。