大変ご無沙汰しております。
気がついたら1ヶ月以上も更新していませんでした。


懇意にしていただいている会社社長様からのご相談です。
最初の一報はメールでのご相談でしたが、
新規の顧客より仕事の依頼があり、引き受けてもよいだろうか?との内容です。

メールでの依頼は、その相談内容を正確に把握した時間で、あとから卦を立てる方法をとっています。
この場合の使用する卦は、六壬神課とホラリー占星術です。

まずホラリー占星術でみると、新規顧客ということで相当気合がはいっている相談者の状態が覗えます。
他の星とのからみをみると、すでに相手との交渉に進んでいる様子も感じられます。

続いて六壬神課で吉凶をみると、玄武、勾陳とあきらかに悪い星が乗じています。
ホラリーからは星全体が非常に盛り上がって良い印象を受けたのですが、
六壬神課からだした卦の悪さが、非常に気になります。
そこであらためてホラリー占星術を読み込むと、相手の状況の悪さが浮かび上がってきました。
パッと見で勘違いしていたわけです。

最後の決め手として易で出した卦が、水沢節の5爻。
新規の取引先で、これから交渉を重ねるのに5爻の爻辞を指すのはよくありません。

この新規の取引先は、どうやら腹に黒いものをもつようです。
そのことを伝えると、やはり最初に何かおかしいと直感を感じて、こちらにメールを寄こしたらしく、
しかし交渉を重ねるうちにその直感も思い違いかも?と感じるようになったそうです。
経験者の最初の直感はよく当たるものという教訓でしょうか( ´∀`)つ