占い師:誠象のブログ 四柱推命・易・占星術

四柱推命・易・占星術・六壬神課・ホラリー占星術など占い全般について気づいた事をつづっていきます。

2024年05月

時日月年
癸甲丙甲
酉寅寅戌

上記命について、和解では
次の通り注釈されています。

「丙が天干にあるが、
癸を見るので病となる。
運程に癸を去り所を得れば、
極峰に至ることができなくとも、
貴を得る。」

癸を病としているのは、
木火通明として丙を用神
しているための理由でしょうが、
病とまで言い切っていいのか
疑問になります。
甲は寅月といっても癸は必要であり
唯一の水であって、日干が丙と
隔てているため、病とまで
する必要はないでしょう。
世間に突出するような命
と比べれば、そのようなことも
言えるかもしれないですが、
普通に看れば、良い命式と言えます。


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こんにちは 久しぶりに書き込みます。
ページ下部に占いイベント開催の案内が
ありますので、ぜひご覧ください。


窮通宝鑑は、干の特性調候用神を導きだす
理論が記さており、四柱推命を修得する上で
欠かせない書籍の一つです。

漢文の原書を読解するのが理想ですが、
そうは言っても大変ですので、
和訳本から入ることになりますよね。

和訳本といっても、色々な方が訳して
解説をして付けておりますが、
その中でも分かりやすく大変腑に落ちる
内容となっているのが加藤普品先生の
窮通宝鑑和解です。

例題を交えながら、解説されてますので、
私の見解も付していこうと思います。

甲寅月の窮通宝鑑解釈
「寅月の甲木は成長の象となるも、
余寒がなお厳しいので、丙癸の
透干を得れば富貴双全となる」

時日月年
丙甲戊庚
寅子寅寅

「丙戊が透出し、寒木向陽となり
喜用よろしく適宜官途に通達し
富貴双全となる。」

調候用神の丙が透干して、
地支に子の水があるのが理想的
という例ですね。
地支の子ではなく癸が透ると
せっかくの丙を剋してしまっては、
格が落ちてしまうということです。
身旺ですので、戊庚の財官揃うのも
良いですね。



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