占い師:誠象のブログ 四柱推命・易・占星術

四柱推命・易・占星術・六壬神課・ホラリー占星術など占い全般について気づいた事をつづっていきます。

2022年10月

三命通会では、「准南子(えなんじ)に記してあるように、
太陽は扶桑(東の海)から昇り、咸池において日没するとある。」この咸池は伝説上の場所で、太陽が日中の疲れを癒し、そして再び昇るために身を清める沐浴をする場所(池)と伝えられています。もともとは神聖な行事であった沐浴は、人の性(さが)にとれば一日の疲れを癒すため酒食に浸り、身を清めるのはになって水浴びすることであるので、好色へ沈溺する意味がでてきました。
よって五行の沐浴の地を咸池と称し長生の次の支が沐浴であり桃花殺の一支となるため酒色に沈溺する意味を見ています。
下記に咸池となる支の関係性を示します。
寅午戌の火三合の咸池は(長生支寅の次支)、巳酉丑の金三合(長生支巳の次支)、申子辰の水三合は酉(長生支申の次支)、亥卯未の木三合(長生支亥の次支)となります。
※ここでいう沐浴は五行の相関十二運のことで四柱推命でいう干から見た十二運星とは異なります。
※准南子:中国周から漢の時代、准南(昔の都市名)に集まった諸子百家によって編纂された思想書。

フィギュアスケートの紀平梨花選手、足の疲労骨折をして以来2シーズンぶりに復活の舞台となったカナダグランプリでしたが、SP8位とまだ本調子とはいかないようでした。
彼女の運勢を四柱推命でみてみましょう。
生年月日は、2002年7月22日
日月年
庚丁壬
寅未午
乙巳の大運(5年運)

22日は大暑前でまだ暑い夏です。正官丁火が強く、自分の金を溶かしてまで真面目に練習するのが伺えます。年上と日支が大変良い役割をしており、壬は燥土となるのを防いで、寅は旺土を抑えて正官の安定を扶けています。時柱なくとも五行揃って良い命であるのがわかります。時柱に甲申がある生まれであればスケート選手としては言う事なしですね。
先ほどの壬は良い役割もあるのですが、丁の正官を合去する問題があり、2022年の壬寅に入ってそれが顕著になるため、オリンピックに出られず功名を得られないといった不運も起こります。
22-23年(癸卯)のシーズンも丁正官を剋す問題がでてあまり芳しくないでしょうが、24年(甲辰)が来れば活躍することができるでしょう。


プロ野球ヤクルトスワローズで現役時代そして監督としても大活躍をしている高津臣吾監督の運勢は?
生年月日は、1968年11月25日です。
日月年
己癸戊
亥亥申
大運4年運
癸甲乙丙戊己庚辛
亥子丑寅卯辰巳午

11月亥月で24節気小雪以降の節深い生まれですので、調候から見れば正気壬を抑える戊、己の特性から丙が用神となってきます。年にこのを持つので天運ありともみます。この命式は戊癸干合は化さず、外格(従財)あるいは内格に運の流れによってどちらにも変化する命であり占考が難しいですが、従財ではなく華やかな世界で賞を得る運を持つのならば時柱に丙か午を持っていて不思議ではないです。選手として丙寅の10年間に全盛期がくるのも納得できます。来年以降接木運に入り運の変化する時期に入り、また亥巳の冲により変動の運気に入るので変化の多い期間となります。チームの活躍とは別に長期政権にはならないのか、当人も同じ所でじっとするのが性に合わないので環境に変化が起こるでしょう。しかしながら南方運であるので吉運の期間であるので羨ましいですね。
高津監督にとって来年は癸卯の財官が巡るので今年同様に優勝する可能性が高いですが、財の妬干合となるので最後までもつれて優勝を他に盗られてしまう恐れもあります。

昨日プロ野球12球団のドラフト指名がありました。
清原和博さんの高校生ホームラン数を抜いたという、今ドラフトで評価の高かった高校生浅野翔吾選手ですが、今後の活躍はどうでしょうか?
彼の生年月日は、2004年11月24日です。

日月年
丁乙甲
未亥申
大運5年運
乙丙丁戊己庚辛壬
亥子丑寅卯辰巳午

三柱だけで五行揃い、日干丁に甲があって割合良い命式です。
丁の亥月生まれの窮通宝鑑曰く「甲庚両透すれば木火通明となり、発福顕達は自ずから意の如くなる」とあります。
この場合水木強く印大過となるため、日支未と蔵干庚の申金が大変良い役割をしております。この申がある年支の宮位を考えれば祖先のご加護と母からの支援の厚さが分かります。
今後大活躍できるかどうかは、生まれた時間にも左右されるため、庚が透干する庚戌の時間生まれであれば成功間違いなしでしょう。この場合34歳までは良い運が続きます。いづれにしても大舞台で活躍できることを期待したいですね。

本日は衆議院議員の小泉進次郎氏を生年月日から占ってみます。
以前に父親の小泉純一郎元首相と兄で俳優の小泉孝太郎さんをこのブログにアップしましたが、さて進二郎さんはどんな命式でしょうか。
生年月日は、1981年4月14日です。
日月年
壬壬辛
戌辰酉

兄の孝太郎さんとはタイプが異なり、丹力あって闘争心強く頭領運もあってまさに政治家向きの性格をしています。父の純一郎さんほど個性的ではないのですが、政治家に必要な大衆からの支援を得られる星にも恵まれ将来は総理大臣になってもおかしくない命です。問題は気の強さから派閥を割って対立し孤立する恐れがあることです※辰戌冲の上に壬の比肩。
いずれにしても政治家になるべくしてなった人ですね。

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