占い師:誠象のブログ 四柱推命・易・占星術

四柱推命・易・占星術・六壬神課・ホラリー占星術など占い全般について気づいた事をつづっていきます。

2020年11月

四柱推命講座師範コースの6名の方が、
今回すべての課程を修了しました。
今後は研究会メンバーになります。

今まで学んだ知識は相当なボリュームになりますが、
その知識を応用するには実践あるのみですね。


研究会は実践形式の場ですので、
今までの知識を自分のものにして、
占術にさらなる磨きをかけて行ってください。


syuryo20201115






師範コース修了メンバー
全員マスク姿はのちの記念ですね(笑)

鑑定において筮前の審事(占う対象は何か、
吉凶を断ずる事柄についてしっかりと吟味すること)
はとても大切です。
いわゆる占的は何か、としっかりと見定めれば、
外すことはほとんどないでしょう。

そのためには、相談者の話をよく聞いて、
本当のところ何を占ってほしいのか
しっかりと理解することは言うまでもないです。


ただ私の場合、気が向いたとき?とか
何気なくですが、この日のこの時間に
来る人はどんな相談だろうか?と前もって
六壬神課を使って盤を立てる場合があります。

この六壬神課には、この日この時に
来た人の相談事の多くは「何か」を
断じている課体があり、今までの鑑定
経験からすると、その的中率は驚異的です。


実際の鑑定からいくつか例えると、
ある日時の課体では、「必ず財動の事あり、
遠近を問わず財は我が身に至る」と
いうのがあります。
そのことを相談者に尋ねると、
「ある遠い親戚が亡くなり、その人は
身寄りがないため、自分がその財産(かなりの額)を
相続することになった」。


「この日この時間に尋ねてくる女子は、
双女である」という文言があり、その時の
鑑定では気に留めなかったが、当人より
双子の姉がいることを告げられたとか、

「この日時の相談の多くは土地家屋の件なり」
という課体の場合には、
相談者より開口一番、土地と家を購入したいが、
時期はいつ頃が良いか?
などです。

その他恋愛トラブルや、神さまごと?の件など、
実際に鑑定をしていて驚くことが多いです。


ただ吉凶を断ずるには、その課体の読み方を
しっかりとマスターしないと単にその相談
内容を的中させただけで意味がなくなって
しまいます。




六壬神課の課体と言われる盤は、
720局あって、2時間ごとに
変わっていきます。
この720局には、あらかじめ定められた
吉凶や出来事が示されていますが、
720局は単純に720種類というわけでなく、
季節や12天将の配置により、その1局に
ついてさらに多くの組み合わせができるため
実際の鑑定で吉凶を断ずるのは単純では
ありません。











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