占術の勉強は、囲碁や将棋、チェスなどに
例えることが良くあります。

最初に学ぶときは、基本的なルールを学び
定石や戦法等を学んでから、実践を積んでレベルアップ
していきます。

上級者になると、もちろん基礎はしっかりと
できていますが、最初に学んだ定石や戦法とは
相反する一手や戦法を当然のように使います。

このようなことを占いでは活断といいます。
この場この時この人にしか通用しない判断です。
こういった実践例を生徒さん達に話すと、
今習っていることが無駄になるの?という
不安になるようですが、決してそうでは
ありません、基礎や基本は本当に大事です。

基礎的な知識を自分の物にした上で、
実践経験を積むことによって、
いかに捨てるか?が重要になってきます。

生年月日と時間がまったく同じ命式でも
まったく同じ運命を辿るわけではないです。
時代や環境、家族や相談内容、
後天的に運を上げるような風水
を取り入れているかや
神仏を尊んでいるかでも、違ってくるため
筮前の審事をしっかりとして活断する
ことが大切です。