占い師:誠象のブログ 四柱推命・占星術

占い・四柱推命・占星術・六壬神課・ホラリー占星術について気づいた事をつづっていきます。

2017年07月

四柱推命の歴史を考えると、一人の天才によっていきなり発明されたものでもなく、古代中国において十干十二支が定められ、陰陽論、相剋論、五行論等が論じられるようになり、それぞれが独自に発展しながら融合し、やがて唐の時代に子平さんという方(徐居易、字が子平)が現代の四柱推命のもととなる子平学を定めたと言われ、その数百年後、明、清の時代になって滴天随、窮通宝鑑といった書物がまとめられて現在の形になってきました(諸説ありますが)。もちろん歴史の表舞台には出てこいない天才偉人達が数多く関わっていることは間違いないと思います。
日本では阿部泰山氏がこれらを訳しまとめた阿部泰山全集を発刊しており、現在日本での四柱推命はこの阿部泰山流が主流となっています。
誠山会ではこの阿部泰山全集基本にしているため、十干と調候の関係である滴天随、窮通宝鑑といった内容についてもカリキュラムに組み込み教えているわけですが、これらは実践鑑定にどうしてもそぐわないところがあり、教える側としては少なからず葛藤が生じてきます。
陽史明氏著作の「窮通宝鑑」でも、そういった実践の推命と合っていないという指摘が度々(毎回?)でてきますが、例えば、庚丁、甲庚、壬辛といった特定用神としての理論で、これら窮通宝鑑の内容と実践とは相いれない部分のところが多々あります。 しかしながら、これらが間違った内容が記述されているというわけでなく、調候と干関係の基本としては正しいのであり、何を取り何を捨てるかは、その理論をしっかりと理解した上での推命が重要となります。それらを飛ばしていきなり素晴らしい活断ができるものではありません。
易経にも順を履むことの大切さが説かれている通り、急がば回れですね。


四柱推命はその名の通り、出生の年月日時四つを柱にした十干十二支の組み合わせで、推命します。
出生時間が分かって初めて四柱推命になります(( ´∀`)つ そりゃそうだ)
しかし実際生まれた時間が分からない人が多いため、鑑定では、やむを得ず年月日の三柱鑑定で行うケースが多いですが、あまり問題となることも少ないですので、三柱で慣れてしまい時間が分かっている人の鑑定でもついつい時柱を軽んじてしまう悪いクセがついてしまっているようです。
以前、出生時間の分かっている人の鑑定で、ぱっと見の三柱で子供が出来ないと判断したのですが、すんなり授かった方がおりまして、よく見ると時柱に子供の星がしっかりあったことがありました。本当に悪いクセがついたものだと反省しきりです。改めて四柱の重要性を確認した事例です。

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