占い師:誠象のブログ 四柱推命・易・占星術

四柱推命・易・占星術・六壬神課・ホラリー占星術など占い全般について気づいた事をつづっていきます。

ブログの書き込みに期間が
空いてしまいました
占い講座の教室が増えるとともに
色々な業務が増え
気持ち的にも余裕が
なくなっておりました

四柱推命や易を教えることは、
自分自身にとっても大変勉強に
なるのですが、知識に偏りすぎると、
実際の占い鑑定に支障が
出て来る時もあります。

というのも最近鑑定の時に迷いが
生じてすっきりしない
気持ちでいました。
いわゆる鑑定スランプ❓
のようなものです。


なんとか抜け出そうと
もがいていたのですが、
今思えば結果的に理論ばかり
優先するように
なって堂々巡りと
なってたようです

そんな折、抜け出すきっかけに
なったのが、推命を勉強し初めのころ
よく読んでいた加藤大岳先生著書
にある次の一文でした。
一番目に付く処をまず判断の起点とすべし
つまり、窮通宝鑑にしろ子平学にしろ
知識はもちろん大事であるが、
そのことばかりに拘って
いると、一番目につくところを
見逃すことになる。
というものです。

よくよく考えると、一番目につく
ところを見逃していたわけではなく、
その他のことを色々と考えすぎて
その起点が薄らいでいったという
ほうが正しいかもしれません。

改めて大岳先生の素晴らしさを
感じました。

この「一見した瞬間の一番目につく処
を見抜くためには、やはり基礎を
しっかりと学び、鑑定の経験を
積まなければならないのは言うまでも
ありません

※目につく処の例として挙げると、
四柱推命で言えば、一つの支だけ
孤立している(一支だけ陰支、あるいは陽支)
五行の大過不及、傷ついて五行が
あるなど基礎的なことが多いです。


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5月21日(土)に新規開講いたします。
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2022年の日本の運を六壬神課の立春で占ってみました。


2022年は寅年(太歳)です。
国占で、寅(太歳)が一課初伝の両方の上神となり、これに騰蛇・官鬼爻が乗じて、遁干庚が居座っています。

そもそも六壬神課では1課と初伝は重要視するのですが、その1課と初伝に太歳が入っているとなれば特に重要視します。

その1課初伝に天将「騰蛇」は「地震」、「官鬼爻」は国難、遁干「庚」は「あらゆる災害」を暗示しています。


これらの象意から推測すると2022年度は地震等の災害の暗示が強くでており、昨年と同様かそれ以上に備える必要があるでしょう。

時期は寅巳申戌(25810月)、場所は関東周辺 新潟、長野北部、そして和歌山、中国地方の地域は要注意です。

また末伝には伝染病の天将である白虎が乗じていますので、コロナウィルスもまだ落ち着かないか、新しい伝染病に悩まされるかもしれません。
ただ、子孫爻というワクチンや薬の効く意味の五行爻と同室のため酷い状況は避けられそうです。

まだまだ大変な1年となりそうですが、昨年と比較すれば全体的な動きが活発になってきており経済的には2021年のような停滞感から少し抜け出せそうな気配です。

五行説について編纂されている
中国の古書『五行大義』なるものが
あるのですが、そこに書かれている
土の性について、
「土に稼穡(かしょく)という」
「土は中におり、四季を主り、
四時を成す」とあります。

稼穡とは、種をまくのを稼といい、
収穫するのを穡といいます。
種は土中から、この土を貫いて
生えてくるのであり、
土がその特性を失ってしまえば、
いくら種をまいたところで
植物は育たないことを
意味しています。

また土はすべての中心であり、
家族構成の根幹を意味しております。
これらの事から土行には
親族の意が出てくるわけです。

四柱推命において、土行の状態が
よくない場合に、祖先、親、夫婦、
子供等の親族関係に問題が出る
といったことを言うのは、
土の特性から判断できるからです。



職業に関連する鑑定は、件数が
多い相談の一つです。
お金を稼ぐこと、つまり財を得る
というのは、生きて行くのに
大変重要な要素になります。

四柱推命では、これを適職論として
基本となる鑑定手法があります。

転職しても良いかどうかの相談では、
卜占での吉凶も見るのですが、
今の仕事が向いているかどうかを
見ることも大切なことです。
これは四柱推命の得意とする分野です。

例えば、
営業が向いているかどうかを見るのは、
その人の命式に長生支(寅申巳亥)が
あるかないか、またそれらがどのような
状態にあるかを判断する必要があります。
その他、通変星の偏財の状態も
重要なポイントです。


美容関連に向いているかどうかは、
火の五行であるとか、
十二支の辰の状態も参考にします。

先生と言われる、人を教育する
仕事であれば、甲の状態に目を
付けます。
これらの状態と言っているのは、
生まれ月や、十干十二支の
組み合わせによって判断が
まるで異なってくるからです。


組織で活躍できるのか、
独立した方がよいのかも、
占い師として判断しなければ
ならないことです。


四柱推命で陥り易い罠は、
この通変星があれば、この仕事、
この干支があれば適職はこうだ!
と判断してしまうことです。
もしこのような判断で
誤占しなければ、四柱推命は
半年も学べばマスターできるの
ですが、そんなに簡単ではありませんよね。



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四柱推命鑑定師養成講座(初級コース)を
10月21日(木)開講いたします。
https://sansaisengaku.com/new-course/

2021年8月8日、認定表彰式を行いました。

6名の認定鑑定師が誕生しました
おめでとうございます

約3年しっかりと勉強されて、
認定試験を優秀な成績で合格されました。
皆さん陰で相当努力されていたようです

四柱推命に限らず、占術はとても奥深いです。
今回で一つの区切りではありますが、
さらに知識を身に付けスキルアップしてください


認定式20210808ブログ用





合格された6名の鑑定師さん



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