占い師:誠象のブログ 四柱推命・易・占星術

四柱推命・易・占星術・六壬神課・ホラリー占星術など占い全般について気づいた事をつづっていきます。

滴天随第3巻記載の用神の取り方について、

時日月年
癸丙甲丙
巳午午寅

時干にある一点の癸水は、
周囲はすべて木火であり、
日干丙に影響を与えることなく
蒸発するために、火の強勢に
従うのみ
です。
そのため、木火運は強運となるが、
亥の水運に至れば、烈火を激して
家運は破れつきて死に至った。
…と書籍にあります。

いわゆる「旺神を激する」例です。

下記例、実在の人です。
日月年 
丙壬乙
午午未
大運、乙亥
2023年5月17日
日月年
乙丁癸
亥巳卯

この人は月干に壬あるため、
上記例と違い従旺格ではないですが、
亥の大運に入り亥日に旺神激して
水火剋戦となり、
上記日に
突然お亡くなりになりました。
その他にも、丁壬の干合、
巳午未の火方合、亥卯未の木局三合、
亥巳の冲、命式と行運が色々と絡んできます。




本棚から日に焼けた古い書籍が目に付いたので、
思わず手に取ってみました。
その本は、加藤大岳先生の高弟である
紀藤元之介先生が書かれた本「易占始終」でした。
※私の師匠からお借りしたものです。
その中に、「求占するわけ」の見出しがあったので、
下記にまとめてみました。

「占い」によって何事かを
解決しようとするのは、
精神的あるいは物質的にしろ
功利的な(利益や効果がある)
欲求から来るものである。
その煩悶苦悩から脱して、安泰幸福な
境地に至りたいと願うのが普通である。
そのため「占」を求めてくるからには、
それなりの理由があり、なんらかの「
が動いているのである。
そのため占う側(占い師)からすれば、
この「」を機敏にキャッチできるかどうかが、
的確な「占」をするひとつの大きなカギ
となる。いわゆる占い師の「カン」というやつで、
この錬磨修得の差が占考に大きく
影響してくるのである。
・・・といった内容になっておりました。


つまりは、いわゆる「出来る占い師」になるためには、
占いの知識も大切ですが、鑑定の実践が重要であること。
さらには実践が多ければ良いものでもなく
自身の下した判断に対して、終日乾乾
推敲することが大事なことですね。
そうなれば「飛竜天にあり」となり
世に羽ばたくことができるというものです。


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昨日は認定表彰式を行いました。
今回は4名の鑑定師が誕生しました。

これからが大切ですので、しっかりと
実践を積みながら勉強を怠らないように
さらなるレベルアップを目指してください。


ブログ用


認定表彰式





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テレビ関係者が選ぶ、性格の良い男性タレントが
朝のテレビ番組で放映されていました。
1位は俳優の鈴木亮平さんでした。
目上目下関係なくスタッフへの気配りが大変良いそうですね。

鈴木亮平さんの生年月日から四柱推命をみてみましょう。
1983年3月29日生まれ。
日月年
丙乙癸
辰卯亥

正官、印綬が天干に並んでおり、しっかりと根があります。
正官が印綬を生じながらさらに日干を生じています。
真面目で誠実さのある人柄が命式にも出ていますね。
さらに真面目だけでなく要領もよく、人当たりも良いので、
命式から見ても1位に選ばれたのは納得できます。

このような命式の人は、将来に長年の芸能活動が評価され、
紫綬褒章のような国から栄誉を授かるでしょう。


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先日発表された、業界人が選ぶ
性格の良い女性タレント」の1位に
佐藤栞里さんが選ばれました。
理由として挙げられていたのが、
撮影中いつもニコニコとして、
癒されるとのことでした。

佐藤さんの生年月日から命式をみてみましょう。
1990年7月27日生まれ。
日月年
癸癸庚
巳未午

火の方合が出来ておりますが、
年の庚があるために従財格としては、
破格となります。
日柱癸巳ですので、基本温和ですが、
比肩と火の方合があり、頑固さと
気性の激しさを内にもちます。
しかし日干身弱であり、表だって争うと
精神的に耐えられません。
水と火の関係から、頭の回転は速く、
状況をすばやく察知できるため、
争いはせず穏やかさで身を守ることを
優先します。


こういった命式は学生時代に、
友人との関係から登校拒否などの
問題が出やすいです。
このような芸能界での立ち居振る舞いは、
学生時代に学んだかもしれませんね。






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