滴天随八格の官殺論において
食神制殺格についての命式が
書かれていますので、
取り上げて見ます。
時日月年
甲壬戊戊
辰辰午辰
「原文」
この造りは四柱が皆殺で、
支が三辰に座し身庫に通根
することを喜ぶ。
妙は金が無く、時柱に殺を
制する食神の甲が透る処にある。
辰はすなわち木の余気にて、
正に一将が関に当たれば、群凶が
自ずから伏すものと言える。
癸亥運に至れば食神が生に会い
日主は禄を得るので、科甲に通る。
甲運は県令となり、子運は喜神が
旺神午を冲するので死亡したのである。
命式に傷のあるものは、
病薬をもつかどうかに
かかってきます。
この命の日干壬は
辰に座して、根があり生気を
もっていることと、病薬である
甲にも辰に座して同様に
生気があることが肝ですね。
子平真詮にも食神制殺論が
でてきますが、いずれも
単純に殺に食神があれば
成り立つものでもないと
述べられております。
食神制殺格についての命式が
書かれていますので、
取り上げて見ます。
時日月年
甲壬戊戊
辰辰午辰
「原文」
この造りは四柱が皆殺で、
支が三辰に座し身庫に通根
することを喜ぶ。
妙は金が無く、時柱に殺を
制する食神の甲が透る処にある。
辰はすなわち木の余気にて、
正に一将が関に当たれば、群凶が
自ずから伏すものと言える。
癸亥運に至れば食神が生に会い
日主は禄を得るので、科甲に通る。
甲運は県令となり、子運は喜神が
旺神午を冲するので死亡したのである。
命式に傷のあるものは、
病薬をもつかどうかに
かかってきます。
この命の日干壬は
辰に座して、根があり生気を
もっていることと、病薬である
甲にも辰に座して同様に
生気があることが肝ですね。
子平真詮にも食神制殺論が
でてきますが、いずれも
単純に殺に食神があれば
成り立つものでもないと
述べられております。